

地元にある富岡八幡宮のお祭りが近づいてきました。今年は3年に一度の本祭り。御輿を出す町会は門前仲町だけではなく、人形町から茅場町までと広範囲にわたり、あちらこちらで祭りの準備が進められています。
祭りは8月13日から15日まで。その中で最大の盛り上がりを見せる「神輿渡御」は最終日の15日日曜日に行われます。その日は朝から夕方まで、広い永代通りは全面通行止め。前回(3年前)の写真を見ると、永代橋の橋のアーチの上にまで人が鈴なりになっています。
『永代橋崩落』(杉本苑子著・中央公論社刊)によると、1807年の祭りでは、見物人が殺到したため橋が崩れ落ち数千名の溺死者こともあったといいます。橋そのものの老朽化にもよりますが、一橋公の船が通るため一時通行を止められていた祭りの見物人が一気に永代橋を渡ろうとしたのが原因のようです。もちろん、大正15年(1926)にかけられた現在の永代橋は美しいアーチを描く頑丈な橋です。夕方6時から10時までは美しいブルーの光でライトアップされています。
また永代橋を渡ってすぐ左手の場所には「赤穂浪士休息の地」の碑も見ることができます。この周辺については「佐賀町エキジビットスペース」や隅田川テラスなど、なかなかよそには見られない面白い建物や風景があります。追ってこのマガジンの中で紹介して参ります。(プレビュー版はこちら)
夏の暑さ対策に加えお清めの意味もあるのでしょう、沿道からは滝のように水がかけられるとか。下町の風情を残す商店街の旦那衆もそわそわとし、店先にはお祭り用品が並んでいます。佐賀町に移転して初めての本祭り、今から楽しみです。
町を練り歩く町内神輿は何と54基。見所はやはり永代橋から八幡様までの永代通りだそうです。新川では、神輿の前に江戸消防記念会の木遣り、辰巳芸者衆の心意気を引き継ぐ手古舞を見ることができます。