《講演》日本の子育て文化は素晴らしい
講演者:小谷 信行
《講演内容》
今の子どもたちは100歳まで生きることができると予想されています。その予測の中では、日本の子どもたちが一番長寿という結果でした。日本の伝統的子育て法は、日本人には普通すぎて、特別とは考えずに自然に行われてますが、その中に貴重なことがたくさんあります。日本の育児文化の素晴らしさを再確認し、さらにグローバル時代に向けての育児の秘訣をお話します。
《講演者ご紹介》
鳥取県出身、岡山大学医学部卒業。岡山大学小児科講師、松山赤十字病院小児科第一部長、松山赤十字病院副院長などを務めたのち、 2017年よりJAPAN GREEN MEDICAL CENTRE (LONDON) CEOに就任。免疫アレルギー、育児学、小児心身症を専門に幅広い診療を行う。 30年に渡り、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、心身症、不登校などの子どもたちの体と心の治療やサポートに取リ組んでいる。 15年前から胎児から大人までを一貫して支える「成育医療」といわれる総合的小児医療を展開している。

《グローバル健康セミナーについて》
小児科ベテラン専門医小谷信行先生がわかりやすく語る素晴らしい日本の子育て文化。 そして、ベルギーの演奏家達が奏でる、時代を超えて子を慈しみながら歌い継がれてきた名曲の数々。多様化している現代の国際社会の中で、敢えて今、日本の伝統的な子育てを再発見してみませんか?きっと日々の親子のコミュニケーションに新しいアイデアがひらめく、次世代に伝えたいメッセージをそれぞれが探る絶好の機会となることでしょう。








《コンサート》日本の童謡と子守唄を中心に

ソプラノ:正木裕子
《演奏者ご紹介》
東京藝術大学同大学院オペラ科、ベルギー王立ブリュッセル音楽院修了。
エリー・アメリンクに師事。マルマンド国際声楽コンクール(フランス)第一位。
モネ劇場『メデアマテリアル』(P・へレヴェッヘ指揮、P・ドュサパン作曲オペラ)初演、真珠採り、ミレイユ、微笑みの国、コシファントゥッテ、悪魔の香り、メサイヤ、第九、カルミナブラーナ、アルスムジカ音楽祭に出演。
室内楽の日本歌曲CD『日本の旋律』(ナクソス)は、20年来のロングセラーを続けています(このサイト内にある「Doyo Concert Activity」パートをご参照ください)。
母校・王立ブリュッセル音楽院声楽科講師として15年間にわたって指導した世界19か国の出身の学生らと共に、日本歌曲の楽曲研究と演奏会を学内、学外にて行ってきました。
また、幼児・児童向けの音楽公演を、神戸大学発達科学部あーち、世田谷区古民家ママス、築地聖路加クリニック、姫路市立美術館をはじめとする、各種教育機関において行っています。
『童謡は、心のおやつ』
(ソプラノ・正木裕子からのメッセージ)“童謡は、心のおやつなんですよ。どうか、おいしくて栄養のある童謡のおやつをたくさん、お子さんに差し上げてくださいね。”と、東京の児童合唱団・音羽ゆりかご会元代表の海沼美智子先生から教えをいただいたのは、私が未熟な学生であった22歳の頃でした。 そのずっとあと、自ら母親になる機会を得てその本当の意味を知ったように思います。この『童謡は、心のおやつ』という言葉は、『みかんの花咲く丘』『里の秋』の作曲家・海沼實氏が語った童謡の理念です。 誰もが親しんで育った子守歌や童謡、日本の楽曲の数々をいまひとたび、お聞きください。

《演奏曲詳細》
後世に伝えたい日本の歌曲を、ハープとフルートの美しい調べに乗せてお届けします
- ちんちん千鳥(1921) 近衛秀麿(1898-1973)作曲
[5月12日母の日に寄せて~童謡と子守唄メドレー]
- きよみずのかんのんさま栃木県足利地方のわらべうた
- やさしいおかあさま(1940)稲穂雅巳(1910-1999)作詞/海沼実(1909-1971)作曲
- ふたあつ(1936)まど・みちお(1909-2014)作詞/山口保治(1901-1968)作曲
- 赤ちゃんのお耳(1946) 都築益世(1898-1983)作詞/佐々木すぐる (1892-1966)作曲
- ゆりかごのうた(1921)北原白秋(1885-1942)作詞/草川信(1893-1948)作曲
- 江戸子守唄 日本古謡
[トリオによる日本の楽曲]
- 朧月夜(1914)(尋常小学校唱歌第六学年用)高野辰之(1876-1947)作詞/岡野貞一(1878-1941)作曲
- 中国地方の子守唄 (1928)岡山県南西部の民謡 山田耕筰(1886-1965)作曲
- ゆりかご (1936頃) 平井康三郎(1910- 20) 作詞/作曲
- 初恋(1938) 石川啄木(1886-1912)作詞/越谷達之助(1909-1982)作曲
- 南部牛追い唄岩手県民謡仕事唄 野田暉行(1940-)編曲
- この道 (1927) 北原白秋(1885-1942)作詞/山田耕筰(1886-1965)作曲
- 赤とんぼ(1927) 三木露風(1889-1964)作詞/山田耕筰(1886-1965)作曲
- 春の海 (1929) 宮城道雄(1894-1956)
- 五木の子守唄熊本県南部五木村の民謡/野田暉行(1940-)編曲
[フィナーレ]
- 夕焼け小焼け(1923) 中村雨紅(1897-1972)作詞/草川信(1893-1948)作曲
共演アーティストのご紹介

ベルギー バンシュ地方出身。パリ国立高等音楽院ハープ科卒業。
そのしなやかな演奏は、イザベル・モレッティ(パリ音楽院同期のハーピスト)も絶賛。豊富な経験の室内楽奏者として、貴重な存在です。バグパイプや打楽器とのアンサンブルなど、オリジナルな活動を行っています。プライベートでは既に成人した3人の母親。

ベルギー オステンド出身。
梶本音楽事務所の招へいにより、日本でも多くの公演を行っています。日本を代表するギタリスト・荘村清志との共演で、東京紀尾井ホールなどで公演を行った他、CDも多く発売されています。プライベートでは二児の父。








グローバル健康セミナー イン ベルギーvol.3 概要
《開催日時》
2019年5月12日
日曜日
14時30分開場
15時開演
17時00分終了
(予定)
二部構成(右参照)
《プログラム》
【第一部】
(15:00〜15:50)
ハープとフルートの演奏
童謡メドレー
10分休憩
【第二部】
(16:00〜17:00)
トリオによる日本の楽曲
小谷先生と正木裕子さんトーク
フィナーレ
『夕焼け小焼け』
皆様ご一緒に!
《会場》
パレ デ ボーザール PBAストゥディオ(地下一階)全席自由席
《入場料》
入場料 大人:15€ ベルギー日本人会会員:10€18歳未満:5€対象年齢:およそ6歳以上
チケットは、パレデボーザールのチケット売り場、または、以下のオンライン予約サイトからお求め下さい
《パレデボーザールへのアクセス》
住所:Rue Ravenstein, 23 1000 Bruxelles PBAストゥディオ地下一階
最寄りの地下鉄・鉄道駅・バス:ブリュッセル中央駅/トラム・バス:ロワイヤル下車
*チケットは、ブリュッセル、パレデボーザールチケットカウンターでもお求めいただけます。
《公演概要》
主催: ロンドン、ジャパングリーンメディカルセンター
後援: 在ベルギー日本国大使館
協賛: ベルギー日本人会
制作協力・コーディネート: Doyo Concert Activity(お問い合わせは、メールでdoyoconcert@gmail.comへどうぞ)
講演の言語:日本語 (プロジェクターで英語の要約文あり)
内科系、外科系、小児科などの様々な病気、けがに対応致します。
専門的な診断や治療が必要な場合は、専門施設へご紹介致します。
病気やけがなどでお困りの際は、まずお電話にてご相談下さい。

内科系、外科系、小児科などの様々な病気、けが、更に、乳幼児健診などに対応しております。
専門的な検査や診断治療が必要な場合は、専門施設へご紹介させて頂きます。
土日祝日を含め、病気やけがなどでお困りの際は、まずお電話にてご相談下さい。

日本人産婦人科医師3名が、妊娠に関することや女性特有の病気 に対して、「女性のかかりつけ医」として個々のニーズに配慮した女性に優しい医療サービスを提供致します。
現地のプライベートクリニックへのご紹介の手配を行います。
婦人科健康診断も、アクトンレディースクリニック、シティークリニックの双方で行っています。

大人向けの4コース(スタンダード・エグゼクティブ・プレミアム・コンパクト)に加え、お子様コース、レディス検診、さらに脳ドッグ他各種検診を行なっています。

ジャパングリーンメディカルセンター 共通予約番号 020 7330 1750
Doyo Concert Activityは、2016年に組織されたアーチストグループの名称です。広い音楽レパートリーを持つその活動は、30年にわたる正木裕子の舞台音楽活動の集大成ともいえます。
今まで活動の中で紹介してきたレパートリーは、日本の伝統音楽である三味線、長唄にはじまり、西洋のバロック、古典、ロマン派の音楽、東欧のスラブ語合唱曲、北欧歌曲、民謡、現代の無調音楽、現代のシャンソン、童謡唱歌アニメソングと多岐に渡っています。
Doyo Concert Activityの活動の中で最も特徴的なものとして、ベルギーの幼児教育で親しまれているフランス語とオランダ語の童謡を題材として独自に翻訳・制作された、数々の『音楽ものがたり』が挙げられます。2017年1月シリーズ最新作として、『音楽ものがたり「北風に会いに行った少年」』が誕生しました。

Doyo Concert Activity
代表:正木裕子
岡野貞一: 朧月夜《ナクソス・クラシック・キュレーション》
正木裕子(ソプラノ)
作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一

『日本の旋律』
(正木裕子/グローウェルス/プロキュルール) 日本人と西洋クラシック音楽が出会って誕生した最も素晴らしい成果の一つが、当盤収録されているような数々の芸術歌曲たちです。私たちが何気なく触れるこういった作品も、日本的な味わいのある旋律と日本人の感性にダイレクトに訴えかける叙情性を、西洋音楽の枠組の中に構築するという、実はなかなか困難な一大事業の結実であるといってよいでしょう。日本語での歌唱に加え、琴と尺八ならぬ(が似た雰囲気のある)ハープとフルート、それにヴィオラを加えた渋くて控え目な編成も、これぞ侘び寂びの世界、あるいはお正月のテレビ番組といった感のある、日本的なムードを巧みに演出しています。(CD帯紹介文より) 録音: 1995年3月 ベルギー、モン・サン・ジベール・バプティスト教会