
(株)ボイス・クライスがスタートしたのは1989年。まだ家庭用コンピュータで仕事をするには余りにも道が険しかった頃です。ましてや最初のマシンはApple Macintosh Plusたった一台。メモリわずか2MB、ハードディスクなしという今では信じられないそのマシンも、その頃70万円弱もしました。がしゃがしゃとうるさい音をたてる、ドットインパクトのプリンタと併せて100万。ちなみにエクセルは十数万円したと記憶しています。
マウスがある、画面上に絵が描ける、フォントの変更も自由自在というたった一台のコンピュータは、まさに夢が形になって出てきたようなものでした。それまでプログラム開発に使っていた大型機(IBM System/36)では成し得ない、限りない可能性を信じて私たちはスタートしました。
その後、DTPの急速な普及、デザインにおけるデジタル化の波、Windows95、CD-ROMを始めとしたマルチメディアやインターネットブームと様々な大きな波が押し寄せ、今やコンピュータはなくてはならないものになりました。でも、いつの時代になっても、私たちはたった一台のMacと共に歩み始めたあの頃の夢を忘れないでいたいと思います。
デジタルに夢を。
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